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CRMを使っているのに、
なぜ毎回Excelなのか

CRM / MA活用 ・ 2026.04.12 ・ 読了目安 4分
データ分析とCRM活用を考えるビジネスパーソン

これはあるクライアントの話です。この会社はCRMをちゃんと運用しています。データも蓄積されているはずです。登録ユーザーの後追い分析をするたびに、担当者はCSVをエクスポートして、Excelを通してしまいました。毎回同じ作業を繰り返しながら。

結果として起きていたのは2つの問題でした。ひとつは「表面的な情報しか見えない」こと。もうひとつは「分析すること自体が負担になり、頻度が下がる」こと。

データはあるのに、使われていない——そういう状態でした。

3 Steps

自動化より先に問うべき3つのこと

01
PURPOSE
まず、「何のために分析するか」を再定義する

自動化の前に、やっておくべきことがありました。「この分析、何のためにやっていますか?」という問いです。

明確に答えられる担当者は少なかった。「なんとなく、上に報告するから」という答えが返ってきました。

目的が曖昧なまま自動化すると、誰も見ない自動レポートが生まれるだけです。どのデータを、誰が、何のために見て、次にどう動くか——この4つが決まって初めて、自動化の設計ができます。

02
AUTOMATION
AIで自動化する——ただし、ここで終わらない

目的が定まったところで、CRMのデータをAIで自動分析する仕組みを作りました。CSVエクスポートは不要になり、担当者が見るべき数字とアクションが自動で整理される状態になりました。

ただし、ここで終わりにはしませんでした。

  • どのデータをどのツールに連携するかが決まっているか

  • 分析結果を受けて誰がどのアクションを取るかが設計されているか

  • アクティブな顧客データが十分な件数(100件以上)あるか

03
ADOPTION
自動化するだけでは、「自走」しない

仕組みを作った直後、確認してみると——誰も使っていませんでした。

原因は、使い方が浸透していなかったことでした。ツールは動いている。データは流れている。でも担当者の行動が変わっていなかった。

オンボーディングのフェーズを設けて、担当者が「これを見て、次にこう動く」という行動まで定着させて初めて、「自走」できる状態になりました。

Conclusion

難しいのは実装ではなく、浸透

CRMの自動化で本当に難しいのは、実装ではなく浸透です。ツールの問題ではなく、設計の問題です。

あなたの会社のCRM分析は、今どの状態にありますか?

浅井翔

浅井 翔(Sho Asai)

HIUP LLC 代表 / Brevo Master Partner

RevOps・CX設計の実務支援を行うHIUP LLC代表。Brevo公式マスターパートナーとして日本市場におけるCRM/MA導入支援を多数手がける。

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